シアリスジェネリック

シアリスジェネリック

国内でED治療薬として処方されている薬剤には、バイアグラ・レビトラ・シアリスの3種類が存在していますが、バイアグラは日本での特許が切れ、国内の様々なメーカーからバイアグラジェネリックが製造・販売されています。一方でレビトラ、シアリスはいまだ日本国内での特許が有効であるため、国内ではこれらの薬剤のジェネリック医薬品は承認されていません。しかしその特許が間もなく切れるのではないかとの噂もあり、当院でも問い合わせを受けることがあります。現在日本においてED治療薬シアリスの製造・販売は日本イーライリリー株式会社で行われていますが、シアリスジェネリックは海外では一般的に流通しています。

シアリスジェネリックの入手方法としては、海外より個人輸入で取り寄せるなどの方法がありますが、個人輸入代行業者などを利用することで、実際に手にわたっている薬剤の約半分は偽物が混入しているという調査結果も明らかになっています。ED治療薬は専門の医療機関で、医師の指導のもと処方を受けるようにしましょう。

*ユナイテッドクリニック福岡博多院ではシアリスによるED治療を推奨しています。

ジェネリック医薬品とは

ジェネリック医薬品とは、先発品メーカー以外の他のメーカーから製造・販売されている、先発品と同じ成分・効果の薬剤のことをいいます。

通常、製薬メーカーにおいて薬剤をゼロから製造し、販売しようするには莫大な資金が必要になります。なぜなら新薬を製造するためには、薬剤の開発・研究はもちろんのこと、それ以降も臨床試験を行って国の認可を得るなどの様々な過程をどうしても避けることができず、多くのコストが発生してしまうためです。ジェネリック医薬品は先発薬と比べると研究・開発費を抑えられますし、承認審査も先発薬に比べ少なくなっていますので、その分1錠あたりのコストを抑えることが出来るという、メーカーにとっても利用者にとってもメリットの大きいものなのです。

シアリスとは

シアリスは日本イーライリリー社より製造・販売されているED治療薬です。ED治療薬として日本ではバイアグラ、レビトラに次いで3番目に承認された薬剤になり、2007年7月31日に販売が開始されました。タダラフィルを主成分をしており、同じタダラフィル製剤としては、前立腺肥大症の治療薬「ザルティア」、肺動脈性肺高血圧症の治療薬「アドシルカ」が知られています。

シアリスはバイアグラ、レビトラと同様に、「PDE-5阻害薬」という薬剤に分類されます。PDE-5阻害薬は勃起を収めようとする働きをもつホスホジエステラーゼ(PDE)-5という酵素の働きを阻害することで、勃起を促す効果があります。

バイアグラ、レビトラとの大きな違いは、副作用が一番少ないという点です。一般的にED治療薬はその血管拡張作用から、頭痛、ほてり、紅潮などの副作用が出やすくなっていますが、シアリスは3剤の中でもそれらの副作用がもっとも出にくい薬剤です(ただし個人差はあります)。

また、バイアグラ、レビトラは食事と一緒に服用してしまうと場合によっては全く効かなくなってしまうことがある一方で、シアリスは多少の食事であれば影響を受けません。効果時間などを考え、性行為前にあらかじめ服用する必要があるED治療薬にとって食事の摂り方はとても重要ですが、シアリスであればあまり食事のタイミングを気にせずに服用することが出来ます。

シアリスジェネリックとは

シアリスジェネリックの動向

2017年5月現在、シアリスのジェネリックの日本での発売は未定です。ジェネリック医薬品が発売される際には、「成分名」+「成分量」+「メーカー名」で名前が決められるのが一般的ですので、シアリスジェネリックの発売が日本で開始されるときには、「タダラフィル 20mg錠 (メーカー名)」という名前になるのではないでしょうか。最近では、バイアグラを製造・販売している「ファイザー社」から、舌の上で溶けるため水での服用が必要ない「バイアグラODフィルム」というものが発売されており、形状もシート状で薄くサイフやポケットで持ち運びやすいものになっています。バイアグラ同様にシアリスジェネリックも利用しやすい形状での開発に期待したいところです。

シアリスジェネリックの効果

シアリスと主成分を同じくするシアリスジェネリックは、シアリスと同じ効果があると言えます。前述したようにその他のED治療薬と同様に「PDE-5阻害薬」という薬剤に分類されますが、バイアグラ・レビトラとは違い、長時間、食事の影響をほとんど受けずに、マイルドに効果が出ることが特徴です。

服用して1時間ほどで勃起を促す作用が出始め、約30~36時間効果が持続します。これはシアリスジェネリックの勃起を促す作用が続く時間のことです。勃起が継続する時間ではありませんのでご安心ください。シアリスの分子構造が分解されにくいものになっており、そのため長時間にわたってマイルドに効果を出すことができます。シアリスはその効果時間の長さから、1錠で週末ずっと効果を持続することができる「ウィークエンドピル」とも呼ばれており、世界中で親しまれています。

日本での発売は3番目と登場が一番遅いED治療薬ですが、シェアを広げており現在世界で最も売れているED治療薬となっています。当然ながら当院でも多く方に選ばれています。

シアリスジェネリックの副作用

シアリスジェネリックはシアリスと同様に副作用が出にくい薬剤ではありますが、まったくないわけではありません。シアリスにおける臨床試験では以下のような副作用が報告されています。(以下シアリス添付文書より)

国内で行われた臨床試験では、シアリス5mg、10mg、20mgを服用してもらう試験者にわけた257例中70例(27.2%)に副作用が認められました。主な副作用として、頭痛29例(11.3%)、紅潮(顔が赤くなる症状)13例(5.1%)、ほてり9例(3.5%)、消化不良6例(2.3%)等でした。

一方海外の臨床試験では、2.5mg~20mgで試験が行われ、2047例中599例(29.3%)に副作用が認められています。主な内訳として頭痛258例(12.6%)、消化不良139例(6.8%)、背部痛63例(3.1%)、筋痛57例(2.8%)、紅潮51例(2.5%)、鼻閉35例(1.7%)、四肢痛34例(1.7%)となっています。

日本の臨床試験では少数であった「消化不良」や「筋肉痛」ですが、ユナイテッドクリニックでもときどき相談受けることがあります。一方で頭痛やほてりなどは、他のED治療薬と比較するとよく抑えられているという結果が出ています。「中折れ」、「ときどきダメなことがある」、といった症状の方や、緊張のために交感神経が優位になってしまう「心因性のED」の方にはこのシアリスから服用してみるのが良いかもしれません。

シアリスジェネリック服用の注意

シアリスジェネリックもシアリス同様に、病歴によっては服用できない方、一緒に服用することができないお薬などがあります。シアリスジェネリックに限らず、ED治療薬は全般には血流を改善する薬剤ですので、まず特に気をつけていただきたいのは心臓病の薬剤(ニトログリセリン系)を服用している方です。ED治療薬と併用してしまうことで、血圧が下がり過ぎてしまうため非常に危険です。以下に併用できない薬剤をご紹介いたしますが、処方に際しては必ずご自身が今服用中の薬剤がわかっている状態で、専門の医療機関へご相談ください。(以下シアリスの添付文書より)

シアリスを服用できない方

  • シアリスの主成分タダラフィルに対し過敏症の既往歴がある方
  • 硝酸剤又は一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等)を投与中の方
  • 可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)刺激剤(リオシグアト)を投与中の方
  • 心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる方
  • 不安定狭心症のある方又は成功中に狭心症を発言したことのある方
  • コントロール不良の不整脈、低血圧(血圧<90/50mmHg)又はコントロール不良の高血圧(安静時血圧>170/100mmHg)のある方
  • 心筋梗塞の既往歴が最近3カ月以内にある方
  • 脳梗塞・脳出血の既往歴が最近6カ月以内にある方
  • 重度の肝障害のある方
  • 網膜色素変性症の方

アドシルカ・ザルティアはシアリスジェネリックか

肺動脈性肺高血圧症の治療薬「アドシルカ」、前立腺肥大症の治療薬「ザルティア」もシアリスジェネリック同様に主成分は「タダラフィル」となっています。これらはそれぞれタダラフィルの含有量、服用方法が異なっています。例えばザルティアであれば、通常は1日1回1錠(タダラフィル5mg)が一般的な服用方法になっています。

シアリスと同じ成分を有しているアドシルカ、ザルティアですが、適応疾患が異なるのでこれらの薬剤はシアリスジェネリックではありません。シアリスジェネリックを服用している方ではあれば服用に問題はありませんが、シアリスと同様に服用ができない方、併用ができないお薬がありますのでご注意ください。

海外シアリスジェネリック

シアリスジェネリック

日本でシアリスジェネリックを手に入れようとすると、現状では海外より輸入して取り寄せる以外に方法はありません。海外のシアリスジェネリックにはどのようなものがあるのでしょうか。

グローバルな製薬会社として日本でも広く知られている「ファイザー株式会社」という製薬メーカーがありますが、ファイザー社からは「タダリフト」という名前でシアリスジェネリックが販売されています。また、またジェネリック医薬品の大手「シプラ社」という製薬メーカーからは「タダシップ」という名前でもシアリスジェネリックが存在します。これらの薬剤は先発品のシアリスと同じ「タダラフィル」を主成分としており、シアリス同様にED治療薬としての効果が期待できます。

シアリスジェネリックのネット通販・個人輸入代行はやめましょう

海外よりこれらのシアリスジェネリックを取り寄せる場合に正規のルートを介さない個人輸入で購入すると、偽造医薬品が紛れ込む可能性があります。これはファイザー社、バイエル社、日本新薬、イーライリリー社による4者で、実際に輸入代行業者を利用してED治療薬を取り寄せた場合の正規品の割合を調べた合同調査によって明らかにされています。

2016年11月24日に結果が公表されたその調査によると、日本及びタイの調査会社に依頼して発注、入手したED治療薬を鑑定した結果、国内外の合計で約4割(40.0%、28/70 )が偽造品であることが判明しています。国内発注分で約4割(35.6%、16/45)、タイでの発注分では約5割(48.0%、12/25)が偽造品でした。偽造品の服用で重篤な副作用が起こった事例が過去にも報告されていおり、安全性が確保できない安易な個人輸入は、健康被害を生む危険性があることが示されています。

ED治療薬の処方を受ける際は、必ず専門の医療機関で医師の診察を受けるようにしましょう。

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